伊豆大島への行き方・アクセス詳しく解説!料金や時間、割引方法も紹介!
ななしおです。今回は伊豆大島へのアクセス・行き方をご紹介します。
伊豆大島ってどこ?
伊豆大島は伊豆諸島の一番北に位置する島で、住所は東京都大島町です。
そう。この島は東京都です。伊豆諸島の中でも一番大きい島で、気軽に行きやすいということもあり、人気の観光地になっています。
伊豆大島へのアクセス方法
大島へのアクセス方法は下記の3種類です。
- 高速ジェット船
- 大型客船
- 飛行機(プロペラ機)
それぞれの手段についてメリット・デメリットを解説します。
・高速ジェット船
高速ジェット船は東京・浜松町にある竹芝桟橋と静岡県の熱海港から出ています。季節によっては東京便が神奈川県の久里浜港、千葉県の館山港、熱海便が同じく静岡県の稲取港や伊東港へ寄港します。
ジェット船は計4隻(セブンアイランド結・大漁・友・愛)が就航しています。
東京から大島までの所要時間は直行便で1時間45分です。
※どこかの港に寄港する場合はプラスで20分程掛かります。
運賃は割引なしの通常料金で片道7930円と、少しお高めです。ですが、後述する方法である程度安くすることも出来ます。
またジェット船は画像のように浮きながら航行するので、あまり揺れません。(浮いている間はほとんど揺れませんが接岸中は揺れますので、船酔いするかも?という方は念の為、酔い止めを服用することをおすすめします。)
しかしながら、飛行機と同じエンジンの音がするので初めて乗られる方は少し驚かれるかもしれません。
また航行中は急旋回・急停止する可能性があるので、トイレに行く場合などを除きシートベルトの着用が必須です。展望スペース等のたぐいは有りませんのでご注意下さい。どちらかというと船よりかはジェット機に近い感じがします。(筆者の主観)
ジェット船はその日の海上模様によって伊豆大島の元町港もしくは岡田港に接岸します。
- ジェット船のメリット
・早く島へ行ける(最短で東京から1時間45分)
・あまり揺れない
・東京便は1日1往復の大型客船に比べて本数が多い(原則、通常は2往復・夏季は3往復) - ジェット船のデメリット
・値段が高い
・繁忙期は予約がすぐに埋まる
・座席の等級が1種類しか無い
時刻表はこちらの東海汽船ホームページからご覧ください。
ジェット船の設備案内はこちらの東海汽船ホームページをご覧ください。
・大型客船
大型客船(さるびあ丸)はジェット船と同じく浜松町の竹芝桟橋から、毎日22時丁度に出ています。(夏季は23時発)
夏季を除いて、東京発は金・土、離島発は土・日に横浜港大さん橋へ寄港します。
伊豆大島へは翌朝6時(夏季は5時)に当日の海上模様によって岡田港もしくは元町港へ接岸します。
船の検査や点検などのために運休日がありますので詳しい時刻は下記東海汽船ホームページをご覧ください。
また、さるびあ丸はカーフェリーではなく貨物コンテナとお客さんを輸送する貨客船です。
客船は大島までではなくその先の利島・新島・式根島・神津島へも行きます。
船内の詳しい説明は下記の東海汽船ホームページをご覧下さい。
料金は一番安い二等船室で片道4890円です。
- 大型客船のメリット
・ジェット船に比べて安い
・船内が充実していて快適 - 大型客船のデメリット
・所要時間が長い
・東京湾を抜けると多少揺れる場合がある
・プロペラ機
新中央航空のプロペラ機は東京都の調布飛行場から大島カメリア空港まで1日2往復程度飛んでいます。
正直この手段はあまりおすすめできません。理由はコスパの悪さです。
プロペラ機の所要時間は25分と非常に早いですが、料金は片道12000円と非常に高く、都心から飛行場までの移動時間などを考えると結果的にジェット船と時間がほとんど変わらないです。そのため高速ジェット船の利用をおすすめします。しかし飛行機ならではの景色などは味わえます。(余談ですがこの機材は小さくバランスを取る必要があるため、搭乗受付時に体重を聞かれます。迷惑がかかるのでくれぐれも誤った体重を書くことはお止め下さい。)
時刻表・運賃などは時期によって変動しますので下記の新中央航空ホームページをご覧ください。
東海汽船をお得に使う方法
東海汽船にはいくつか安く使う方法があります。主な割引は次のとおりです。
- 学生割引(※電話予約)
学生証を提示すると20%offになります。 - 早割(※電話予約)
14日前までの予約・購入で20%offもしくは15%offになります。 - インターネット割引
インターネットで船を予約すると20%offもしくは15%offになります。 - 株主優待券
浜松町近辺の金券ショップでは株主優待券がバラ売りされていることがあります。片道1枚に付き35%off(夏季は25%off)になります。
詳細は下記リンク先をご覧ください。
よくあるQ&A
・Q、船が欠航することはありますか?
A、大型客船は台風や強い低気圧が来ない限り欠航しません。ジェット船は波が高い と稀に欠航します。
・Q、車やバイク、自転車などは大型客船に積み込めますか?
A、大型客船はカーフェリーではなく貨客船のため車は積み込めません。また大島にカーフェリーは就航していません。車を使いたい場合はレンタカーのご利用をおすすめします。バイクは排気量250cc以下の二輪車に限り事前予約制でコンテナに積み込み輸送できます。自転車は大きさにより扱いが異なります。車・バイク・自転車のいずれの場合も下記ホームページをよくご覧ください。
自転車・ダイビングバック等の荷物について|受託手荷物|東海汽船
終わりに
今回の記事で分からないことなどが有りましたらお気軽にコメントをお願いします。可能な限り答えさせて頂きます。また記事内に掲載されている写真は全て筆者撮影です。記事の内容に関して誤りなどが有りましても責任は負いかねますので何卒宜しくお願いします。記事で扱っている料金は2022年2月現在のものです。
新造船「くろしお丸」を見に行ってきました‼
はじめまして、「ななしお」と申します。
先日、学校終わりに伊豆諸島開発㈱の新造船「くろしお丸」を見に行ってきました。
「くろしお丸」が竹芝桟橋に接岸するのはこれが最初ですが、今後接岸する機会があるかは不明です。どちらにせよ貴重な光景だと思われます。
くろしお丸! pic.twitter.com/YobvTGB8zm
— ななしお (@sioryzen) 2022年1月19日
今回は写真を中心に(外観だけ)船を紹介していきます。
まずは船首、文字のフォントがカッコイイです。(語彙力の無さ)
桟橋内では関係者向けの試乗会が行われており、新しく作られた伊豆諸島開発のコンテナが置いてありました。
そのすぐ近くには、東海汽船の通販「島ぽち」が塗装されている黄色のコンテナが置いてありました。残念ながらピンク色の愛コンテナは有りませんでした。撮影時点では伊豆大島に居た様です。
出入口タラップの隣には、青ヶ島をモチーフの絵が描かれています。
伊豆諸島開発のファンネルと行き先看板、船名が書かれています。
この船は伊豆諸島開発とJRTT鉄道・運輸機構の共有船なので、2つの会社の旗が有ります。
試乗会にはくろしお丸をデザインした野老朝雄さんと思われる方がいらっしゃいました。この方は2020東京オリンピックのエンブレムをデザインされた凄い方で、親会社「東海汽船」のジェットフォイル「セブンアイランド結」や「さるびあ丸」もデザインされています。
この船、同じく伊豆諸島開発のホエールライナーははじま丸に似ている気がします。気のせいでしょうか⁉
そして16:00、定刻に辰巳埠頭へ向け竹芝桟橋を出港していきました。新しいということも有って船体がきれいです。
終わりに
ブログの執筆が撮影日から一ヶ月近く立ってしまいました。現在くろしお丸は父島~母島間でははじま丸の代船中です。1週間後に八丈島~青ヶ島間にメインの船として就航し、現行のあおがしま丸は引退したゆり丸の代わりになるようです。しかしあおがしま丸は近海免許を持っていないためか小笠原へは行けないため、運用が変則的になりそうです。
いつかくろしお丸にも乗ってみたいです。多分、神新汽船のフェリーあぜりあの代船時に乗ると思います。多分。
ここまでご覧いただきありがとうございました。